肩の筋肉が張った状態を肩こりといいますが、原因は多種多様です。長時間 首や背中が緊張するような姿勢を取り続けたり、ショルダーバッグを同じ肩にかけていたり、冷房からの冷えなどが原因で頭や腕を支える僧帽筋や肩周辺の筋肉が硬くなり、循環障害が起こった状態です。当院での治療は一般整体で全身調整をし、体のバランスを整えます。原因となる姿勢や生活パターンをの改善法を考えたり、必要に応じてトレーニングやストレッチをご指導します。
股関節痛
「足の付け根が痛い」
「足の横側が痛い」
「足が開きにくい」
など、股関節周囲の痛みや違和感で来院される方も多いです。
股関節の形状はお皿にボールがはまっているような形をしていて、このはまりが悪いとすぐ不調につながる関節です。
股関節の位置がずれると 股関節を曲げたり、足を開いたりするときに痛みや違和感が出現します。また、歩き始めに足を降り出す時に「痛っ」という気になる痛みになることもあります。
原因としてはいろいろ考えられますが、例えば
①骨盤が歪んでいる
股関節は骨盤側がお皿の形状、大腿骨側がボールの形状の関節ですので、骨盤が歪むとこれに伴って股関節がずれやすくなります。
②歩き方に問題がある
歩く時に親指がうまく使えていないと、股関節の位置がずれやすくなります。
③坐骨神経に問題がある
足の筋肉の動きをコントロールする坐骨神経が弱っていたり、何らかの障害があると 足の筋肉活動にアンバランスが起き、股関節の動きが異常をきたす
その他、膝関節や足関節の歪みからも股関節に影響してしまいます。
膝関節痛
腰痛に続き、多い症状だと思います。
「膝の内側が痛い」
「膝のお皿の下が痛い」
「膝が曲げにくい」
「膝に水が溜まる」
など、いろいろな訴えの方がいらっしゃいます。
膝は蝶番の形をした関節です。
膝の周囲にはたくさんの筋肉、靭帯が存在していて、曲げ伸ばしの
動きの他に微妙な捻り動作もできる関節となっています。
膝の痛みや違和感の原因として考えられることはたくさんあります。
①骨盤の歪みや硬さ
骨盤が歪んだり、硬いままで動作をしていると、骨盤で行うべき動きを
膝がかばって動いていることがあります。元々体はかばい合いながら
動くので、短期間であれば問題は生じませんが、長い期間かばう動作が
続くと、通常以上の負担がかかり、痛みとなってしまいます。
②加齢による軟骨のすり減り
これは認めたくない方もいらっしゃると思うのですが、人間の体は年齢とともに変化します。元気そうな方でも関節の軟骨のすり減りや軟骨や靭帯の硬化などは多少なりともあると思います。ただ、痛みが出ると他の関節にも悪影響になりますので、なるべく最小限に抑えたいですね。
③膝周囲筋の筋力低下
膝を守っている筋肉は大きいものから小さいものまでありますが、運動不足が慢性化すると 体を支える筋肉の力が衰え、膝関節を守るのに足りず、関節に負担がかかり、痛みを引き起こしてしまうことになります。
他にも原因は色々考えられますが、もし、膝の痛みに対し、薬だけに
頼っている方がいらっしゃいましたら、まずはご自分の膝関節の状態を
整形外科などで診断を受けて、治療はどの方法がいいか検討していただ
きたいと思います。
膝の状態によって治療法は変わりますが、当院の整体での治療や
日頃の動作の改善により痛みの軽減ができたお客様はたくさんいらっしゃいます。